もともと、キャスター単体の
メーカーの営業職を10年していました。

商社が多く、たまにメーカーにも行きましたが、
忙しくてほとんど相手にしてもらえず、
顔を合わせればOKというスタイルでした。

事務職など、社内でじっとしているのが苦手なのに、
前職は毎日社外に出るわけではなく、
週2回くらいしか出れなかったのでしんどかったです。

身体を動かす仕事、手に職をつけたい、何かを作りたいと思いました。
営業職では、会話スキルがあっても、
何かあったときに選択肢がないと思ったのです。

リクナビとハローワークを使い、
空調関係以外も5社くらい受けて、2～3社内定が出ました。

製造関係の会社と迷いましたが、場所が遠く、
通勤に1時間弱かかるので、東名空調サービスに決めました。

家のエアコンを見れるようになりました。（笑）
エアコンを自分で取りつけられるようになりますよ。
電気関係の知識も身につきました。

冷凍機械、電気工事士などの
ビル管理に役立つ資格も取得できたので、
体力的にきつくなったとき、
サービス以外でも管理の仕事に生かせると思います。

入社前に思っていたイメージと違ったのは、
家庭用エアコンを扱うと思っていたら、大型を扱うこと。
ただ中身の構造としては同じなので、勉強してみたいと思いました。

あとは土日休みで働けると思っていたら、一年を通して
落ち着くときもありますが、土日出社が多い時期もあります。

扱うのは、室外機がメインです。
夏は熱風、冬は冷風で、どちらの季節でもつらいです。
1年後輩のペアとは仲良くやっています。

冬には会社から、防寒着の支給があります。
夏は熱中症対策を会社がしてくれます。
空調服が支給されるのと、熱中症飴が配られたり、
水分補給用のドリンクは、お客様より支給があります。

研修という研修はないかもしれません。
2人か3人で1組になり、研修＋OJTという形式で
見て覚えたり、教えてもらったりします。

冷凍サイクルや電気回路など、結構複雑なことも多く、
入社してすぐやれとはならないので安心してください。

入社後1年は、見て覚えるがメインで、
あまり作業をせず、作業の流れを覚えることに徹し、
5年くらいで独り立ちして、簡単なことをするというのが
大まかなステージプランになっています。

言われたことしかやらない人や、
分からない事を聞かない人はのびないです。

上の人は新人さんをよく気にかけているし、
これがこうだからこうだよと理論を教えてくれます。

現場がひと段落したときは、ほっとしますね。
室内がほぼないので、夏は暑かったり、冬は寒かったり、
運ぶ物が重かったりして、体力面がつらい分、
現場がいったん終わると、達成感でいっぱいです。

何をやっても暑いので、夏はかなりしんどいです。
熱中症になりかけるときもあるし、水を5～6リットル飲むので、
お昼ごはんが喉を通りません。

近からず遠からずという関係性でしょうか……

個性的な人、最低限の社会人レベルの対話ができない人は辞めていくし、
実際人間関係で辞めていく人もいますね。

2人1組なので毎日同じ顔ですし、ペアは合う合わないがあると思います。

仕事が単調ではないというのが良さだと思います。
毎日違う機械だし、毎日違う現場なので。
愛知・岐阜・三重の各現場に行くので、道に詳しくなります。

出張もあるので、夜ごはんにたまにご当地グルメを食べます。
鈴鹿市のぼつ焼き、浜松市の浜松餃子も食べましたね。

あとは自分次第で仕事が早く終わるというのも魅力ですし、
残業代をきちんと付けてくれるというのも良さだと思います。