社員インタビュー
社員インタビュー①
製缶部に所属する、35歳のAさん。入社してから丸4年経ち、5年目へと突入しました。入社したきっかけや、鍛冶正の良さなど、詳しいお話を伺いました。
製缶部
Aさん
Q1
入社前はどんな仕事をしていましたか?
実は鍛冶正に入社する前にも、鍛冶屋で働いていました。
中学の同級生のお父さんが鍛冶屋をしていて、そこで鍛冶屋という仕事を知り、
ちょっとやってみるかと誘われたのをきっかけに、8年ほど勤めました。

アルバイトとしては、内装ボード屋やダクト屋など、
色々と経験したのですが、20歳になる頃には、子どももでき、
この先も鍛冶屋の仕事を続けていこうという決意は固まっていました。
Q2
鍛冶正に入社したきっかけを教えてください。
名古屋で2年ほど、ひとり親方の鍛冶屋として仕事をしていましたが、
当時の鍛冶屋は、溶接や仮組みまでの作業がほとんどで、
特に屋外の現場に行っての溶接要員が多く、
将来的なことを考えると、肉体的にも経営的にも不安がありました。

その不安を当時の仲間に話したところ、
現場での溶接ばかりでなく、工場での作り物なども
色々と手掛けている老舗があると紹介されました。

現場だけではなく、工場でのモノ作りも覚えられるのが魅力で、
年齢を重ねても無理なく長く続けられそうだと思いました。

最初の1年ほどは曲げ部門のアルバイトとして雇われ、
正社員になるときに製缶部を希望したため、今は製缶部にいます。
Q3
ひとり親方としての仕事の大変なところについて教えてください。
屋外の現場での仕事が多いため、暑さ寒さが厳しいです。
特に思い出に残っているのは、大手の新日鉄や愛知製鋼での工場のライン変更。
建物の部分の溶接の仕事は、とても過酷でした。

止まったばかりのタンク内部では、気温が45度~50度だったり、
足場がとても不安定だったりと大変な部分が多く、
将来的に年齢を重ねてもやっていける仕事だとは思えませんでした。

現場で仕事をするのと、工場で仕事をするのとでは、全然内容が違うんです。
Q4
仕事をする中で、どんなところにやりがいを感じますか?
自分が自社工場内で、ゼロからのモノづくりに携わって、
全体像に関わっていくということにやりがいを感じますね。

少人数の会社だと、携わる仕事が限られてしまいます。
プラントの溶接部分だけとか、板金の一部分だけとか……
なので、素材の切り出し→加工→組み立て→現場への組付けの
すべてに関われる鍛冶正での仕事は、とてもやりがいがあります。

自社工場でのモノづくりも、現場での組付けも、
両方できるというのが、毎日の仕事に変化があって面白いと思います。

あとはお客様が製品を取りにきたとき、
キレイな仕上がりだねと褒められると嬉しいですね。
Q5
鍛冶正の他のメンバーについてはどう感じていますか?
鍛冶正には、曲げ・製缶・鉄骨の3部署があり、ある程度、希望する部署を選べます。
チームワークで仕事を進める部分が多いのですが、
キャリア層の厚みのあるチームで仕事に携われることに、誇りを感じています。

製缶部の中だけでも、重油タンク、食品タンク、水処理タンク、
その他いろいろ大きなものから、小型のものまでさまざまな変化があります。

鍛冶正には、曲げや製缶技術の職人技・匠の技の先人のノウハウが、
伝統ある老舗の鍛冶屋のデータとして残り、蓄積されているんです。
Q6
待遇や福利厚生について教えてください。
かなり手厚いと思います。作業に使うものはすべて買いそろえてもらえます。
手袋、マスク、制服などですかね。
以前にいた他社では、道具類すべて自前で揃えなければならず、きつかったです。

あと資格取得の支援もおこなっていて、
移動式クレーンや高所作業車の資格を取る際には、会社から支援していただきました。
Q7
今後の目標はありますか?
今はまだ、下から数えて2番目の勤続年数なので、先輩を追い抜いているときや、
自分でいろいろ工夫して、先輩より早くキレイにできたときは嬉しいです。
いずれは先輩たちを抜いて、トップに立つのが夢です。
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