「伝統」
鍛冶正工業所の創業は、先々代が戦後の
昭和25年(1950年)に始めた農機具の鍛冶屋です。
法人登記は昭和39年(1964年)。東京オリンピックの開催年です。
初代から数えて創業から70年以上の伝統があり、
老舗の鍛冶屋として限りない安定感があります。
少人数の限られた業務、たとえば溶接のみ、
板金加工のみの工場や量産品の工場と違って、
地元武豊〜愛知全域までの“曲げ加工”・“製缶”・“鉄骨”の
関連したものづくりで1点ものを仕上げています。
たとえば製缶は、円筒形に均質に鉄板を曲げる“曲げ”と、高度な溶接技術の融合です。
円筒に仮止めという依頼や製缶の溶接だけの依頼もありますが、
トータルに「製缶」を請け負う方が、材料仕入れ〜展開〜曲げ〜溶接仕上げと
ワンストップで都合が良いと、取引先からも好評を頂いています。
取り扱い比率は、鉄骨2割・製缶4割・曲げ4割。
鉄骨・製缶・曲げ・耐震のすべてを扱う会社は、愛知県下では他にありません。
各部門ごとでも、優れた技術を持つ会社は県内で5,6社程度です。
地元武豊町に長く安定した製造業で、地域に貢献してきました。
業績の伸びも順調ですし、コロナ禍の影響も軽微でした。
安定したお得意先との信頼関係があるので、
当面は営業開拓の必要もありません。
仕上がりの見事さ、納期の早さ、製缶での展開がセールスポイントです。