もともと自分の親が介護の仕事をしており、興味を持ちました。
中学生のときに、デイサービスに2～3日体験に行ったことも、自分の中では大きかったですね。
ただ、介護の仕事はやはり肉体労働なので「身体的に長く続けられる仕事ではない」と言われ、親には反対されていました。
それでも「やりたい」という気持ちが強かったので、大学を卒業してからは介護の道を選びました。

現在は現場主任を担当していますが、書類関係・事務仕事は2割ほどで、8割ほどは現場に出ています。
良い意味でも悪い意味でも、「ゆるい」という表現が当てはまる施設だと思います。
一般的な介護施設と同じく、食事介助・入浴介助・排泄の介助・レクリエーション・夜間の巡視などをおこなっています。

利用者様のリクエストに応えて、幅広い種類のレクリエーションをおこなっています。
皆で焼き肉を食べたり、夏には流しそうめんをしたり、手巻きずしや握りずしを用意することもあります。
季節のイベントは、夏祭りとクリスマスがメインですね。

女性が多いです。現在は定員60名のうち、20名ほどに利用していただいています。
フレンドリーな方もいらっしゃいますし、中には少し気難しい方もいらっしゃいます。

介護スタッフも女性が多いですね。
パートさんは日勤のみシフトで働いている方がほとんどです。
正社員で夜専シフトで働いているスタッフもいます。
日中はだいたい4名前後でフロアを担当しています。

かなりアットホームでゆるい雰囲気です。
制度として最低限の決まりはありますが、介護スタッフそれぞれがやりたいようにやれる、そんな施設です。
もう少しきちんとした制度として整えたいなという気持ちもありますが、なかなか難しいですね。

自由度が高い分、色々と意見を出し合っていけたら良いなと思っているので、積極的な人が良いですね。
またスタッフ同士でもそうですし、利用者様との関わり合いでもそうですが、きちんとコミュニケーションが取れる人、対人関係をうまく築いていける人だと尚良いです。
もちろん「介護をやりたい」という気持ちがいちばん大切です。

利用者様から、心からの「ありがとう」を頂けたときですね。
いつもとは違うということが自分の中では分かるので、深く感謝してもらえた、ということは自分にとっても大きな自信につながります。

だからこそ、利用者様おひとりおひとりに対してもっとのんびりと、じっくりと接したい、というのが今の課題ですね。